0歳児に必要なこと

<大切なこと・意識しておきたいこと>
 五感の刺激・・
  味覚→離乳食始まったら、月齢に合わせて味・食感を経験させましょう。言葉に出して、言ってあげることで感覚を一致させていきます。
  嗅覚→いい匂い・すっぱい・くさい・・色々な匂いがあります。物の匂い、  風の匂い、海の匂い・・目には見えない物にも匂いがある事
  聴覚→新生児期は波動も聞こえるのでは・・と言われているほど聴覚の発達がいいです。 だからこそ、言葉・声かけを大切にすること。
  視覚→目から見る情報と耳からの情報をそのままリンクさせる時期。見えているものに言葉をつけてあげることで、インプット完成
  触覚→顔周り・・体・・腕・・指先・・足・・足先と各部分の反応には時差があります。ふれて感じること。
   
<五感>
触れるものの感触が敏感にわかる時。
硬い柔らかい…音がするもの…冷たい温かい……
沢山の感覚を育み、それを言葉で表現して伝えましょう。
その言葉を耳で聞いて(聴覚)、目で見て(視覚)、匂いを感じ(嗅覚)、触ること(触覚)で全てをリンクさせていきます。



<知的発育・発達>
  (1~2ヶ月)寝ているだけの状態から、手を動かすことや、目で色々な物を追う様に なります。声や音をたくさん聞いている時期なので、社会性や情緒を育てるために、明るい声かけや雰囲気をたくさん聞かせましょう。

  (3~4ヶ月)手や足の動きが活発になってきます。 物を掴むことが上手になってきたら、「脳」の成長の始まりです。声かけ1つでたくさんの物をインプットしていくことが出来ます。天気の良い時間帯には外での刺激も取り入れていきましょう。
  (5~6ヶ月)動きが活発になってきます。おすわりや寝返りをうてるようになり、全身の筋肉を使っていきます。 おすわりには股関節や腰の筋肉の刺激を。寝返りには太もも大腿骨の刺激をすることで、意識していきましょう。

<言葉・発語>
あやしたら微笑む2ヶ月
笑い声を出し始める4ヶ月
難語・母音の反復6ヶ月
手振りバイバイ・ママ等の発語9ヶ月

それぞれの発達段階があります。
焦らず、あくまでも可能な月齢の目安。
ママ・パパからの言葉のシャワーをたくさん浴びせて、どんどんインプット!

体全体を触り、スキンシップなどを通して育まれる発達が1番目立つ時。
全ての愛情を全身で注ぎ、全身で受け止める時期です。


<おっぱい・ミルクと離乳食>
初めて口に育む母乳やミルク。成長段階や環境で変化もありますが、肌のぬくもりから伝わる安らぎがあります
ゆったりとした時間の中、栄養と愛情を与えましょう。

生後4~5ヶ月頃までの必要な栄養は、母乳やミルクで充分満たされています。
発育に合わせて、離乳食を進めていきます。
離乳食は、栄養補給と、飲み込むこと・噛むことを促していきます。
口や舌、あごを使うことは、口まわりの筋肉やあごの骨格の発達に良い影響を与え、発語(言葉の発達)に影響します。

★離乳食を始める目安
生後5~6ヶ月頃 体重7kg前後
よだれの多さや口をもぐもぐの動きが出てきたら。
発達状態を観察

★離乳食の注意点
楽しく、新しい味に興味がでるように無理強いしない。
口に運べる数ではなく、楽しく会話を楽しむこと。
母乳やミルクの時と同様、栄養と愛情。

男女差や親の食生活、食の太さなども関係していきますが、発育段階を踏まえ成長を見ていきましょう。


<教室より>
0歳児は、たっぷりの愛情を。
”ぐぅ~”の手を握りしめて生まれて・・約3ヶ月頃から手の平を大きく開いてにぎにぎ!
その時から脳の発育は始まっています。
たくさんの良い刺激の元、大きく育つ心と体。
おっぱいやミルク、そして離乳食で体はしっかりとしていきます。
目に見えない”こころ”の発育も同じ。
たくさんの言葉かけ・・から育てる。

教室では、0歳児教育。
マザーリングや子育て相談のお話。 ベビーマッサージなど経験で分かる一人一人の大切なことをお母さんと一緒に育みます。
なにができる・・ではなく、そのお子さん一人一人の”お母さん”を作っていきましょう😃
 

1歳児に必要なこと

<大切なこと・意識したいこと>
感情表現
躾の一歩
いいこと・悪いことがわかる
行動範出囲が変わる

<発達段階の特徴>
出来なかったことが、だんだんと出来ることが増え、手足左右の動きが別々に出来るようになる。
大人からの声かけで、一つ一つ理解が進み、音や動作、表情でのコミュニケーションが出来るようになる。
言葉の発語、自分の名前の認識もすすむ。

<言葉・発語>
「ママ」「パパ」以外にもどんどん言葉が出てきます。
単語として沢山の言葉が出てきたら一緒に言って楽しんで会話をしていきましょう。

標準的目安:18ヶ月で、言葉10個と難語

身近な大人との関わりを通して難語や単語、指差しや表情が豊かに育ちます。
視線を合わせてやり取りしましょう。
話しかけや絵本を読んでもらうことで、言葉を理解したり、言葉を使うことを楽しんでいきます。

<あそび>
歩行・言語が豊かになり、手先の細かい操作ができるようになります。
行動範囲も広がる時期。
室内だけではなく、外で活発に活動することを積極的に行いましょう。

見るもの触るもの、すべてが新しい事! 好奇心の塊の1歳児。
危険な物や触らせたくない物への配慮は大人がしっかりと目を配りましょう。


★外遊び・・散歩・遊具・ボール・砂場・水あそびなど
★手先の巧緻性
★歌やリトミック


<発達の目安>
*知的・・蓋を開けたり、物を投げたりおとしたりする。
*手先・・積み木を積み上げられる。 細かい物を親指と人差し指でつまめる。
     袋にしまうことや自由自在に手を動かすことが出来る
*運動・・歩行。 階段の上り下り


<感性の育み>
豊かな心やイメージ力・創造性・共感など「非認知能力」と言われる物が育つ第一歩。
・喜怒哀楽の感情表現
・優しさに感動する心
・楽しいことを楽しいと思える素直な心


体験から感じ、表現すること。


<教室から>
抱え込みの愛情から、少しずつ成長をして他者が言ったことを理解し、行動が出来るようになります。 一つ一つの言葉がけが”こころ”の発育を感性豊かに育てます。
また、小さな物をあそび道具として活用していくことが、大脳の発育を促していきます。
口に入れてしまわない月齢やお子様の様子で、同じ事を繰り返す反復で、色・形を楽しく取組んだり、手先の巧緻性や集中力を少しずつ意識していきます。
大人の模倣も、じっと見つめる先に自分でまねをするための”観察”をしているので、大人が楽しく行うことで、自分も・・となっていきます。
たくさんの歌やリトミック、手遊び歌を通じて育みましょう😃


           

2歳児に必要なこと

<大切なこと・意識したいこと>
自立
イヤイヤ期
トイレトレーニング
まねっこ・ミラーニューロン

<発達段階の特徴>
自由自在に動けるようになる。
触る・落とす・投げる・・など、自分で試す行為を繰り返す。
自分の気持ちを表現、話せるようになる。
自我が芽生え、表現力をつける一方、伝わらない事への不満を”イヤイヤ期”と言われる第一次反抗期を迎える。

<言葉・発語>
「わんわん、きた」の二語文から、30~50語の単語と三語文へと発達していきます。
「お名前は?」の問いかけに「○○-」と答えることが出来るようになるのも2歳児の楽しい会話の1つ。 毎日たくさんの言葉をドンドン使えるようになってきます。


子どもにとって、インプットしたことを蓄えるコップが少しでも入ると、アウトプットできる子と、たくさんになって溢れるまでしないお子様がいます。
理解はしているのに、何の返答もない・・と、個人の発達状況が目に見えるところで違いを感じる頃です。
”ことば”は焦らず、毎日普段の会話を楽しむこと。
返事がなくてもジェスチャーや目の会話が出来ていれば、それは意思表示。
目を見て会話を楽しみましょう。

大人との触れあいや話を聞くこと、言葉を通して気持ちを通わせることが楽しい時期。
生活やあそびの中で言葉のやりとりや絵本を見たり聞いたりすることで、言葉の模倣、動作の模倣が出来るようになります。

<あそび>
自然に親しむことで、情緒の安定や感性を養うことが出来ます。
電車など1つの物に執着して研究が始まる頃。
親子で一緒に楽しく同調することで、好奇心を旺盛に活発に促していくことが出来ます。

まねっこをすることも得意となります。
見て聞いて感じたことを素直に表現することを促していきましょう。
”脳の鏡”と言われるミラーニューロン。

まねっこ遊びを楽しみましょう。

<発達の目安>
*知的・・名前哉物の名称に興味を持つ。 「これなに?」など質問をする。 言葉のコミュニケーションをとるようになる。
*手先・・スプーンやピンセットなどを使うことが上手になる。 ハサミで切ってのりで貼ることが出来る。クレヨンなどを使って、丸をかくことが出来る。
*運動・・かけ足。ジャンプ。滑り台をすべること。ジャングルジムなどの遊具への関心


<トイレトレーニング>
★目安: おしっこの感覚が2時間以上空くことや一度のおしっこの量が大量になるなど膀胱がためることが出来るようになったら、可能です。 
ただ、言葉でのコミュニケーションが取れることや、歩行などもしっかりと見ながら始めましょう。

★朝一番
朝、オムツにたとえもうしてしまった後でも、トイレに連れて行きましょう。
朝は夜にためた尿を出すチャンス! 出す感覚がつかめると楽しくなってきます。

「トイトレ・開始!」と決めたら、朝一番と夜寝る前は出ても出なくても一緒に笑顔で
トイレに座りましょう。

★失敗・出なかったとき
「あぁ~」「だめじゃない!」などのネガティブ言葉は絶体にNGです。
子どもも同じ気持ち。
それでももし、つい言ってしまったときは「ママがね・・」と子どもの気持ちを大切に。

気長に構えると、意外と1週間ほどで取れたりする物です😃


<教室から>
お子様によっては時期は様々ですが、大まかに2歳児は保護者のかたが初めて子どもの子育てにため息をつく時期。
”イヤイヤ期” それぞれ表現の仕方は様々です。

気長に・・といっても、どうしていいか分からないのが2歳児のお子様であり保護者の方ですね。 順番待ちをしているかのように、クラスでは一人が終わってはい。次の子~といった形で皆さんが経験するイヤイヤ期。
上手にお付き合いをしていきましょう。

でも、親も人間。 出来る物と出来ない物はあります。
愚痴や泣きたい気持ちはいつでも受け止めます。

この頃は、無理してレッスンもしません! 
3歩進んで、2歩泣き叫ぶ・・があってもいいのです。
成長も、時に足踏みや後退があってこそ、飛躍の次のステップです。

自立へのはじめの1歩。
なだめるための”あまやかし”は、伝わります。
「だめは物はだめ!」「危ない物・危険なことはしない!」「人に迷惑をかけない!」の親の姿勢を見せるのも、はじめの1歩です。

激しいイヤイヤ期は、頑張って3ヶ月。
必ず落ち着くときがきます!!
みんなそれで成長です😃

3歳児に必要なこと

<大切なこと・意識したいこと>
甘え
あまのじゃく

<発達段階の特徴>
ベビーカーから”歩く”事への成長。走る・ジャンプすることができるようになる。
体力もかなりつく。
全部自分でやりたい・大人のまねっこ・自分の言葉を使って表現・好き嫌い
自我や自立心が拡大し、お友だちを意識するが、平行遊び。
物の貸し借りなどは大人の手助けが必要。
自己コントロールや自制心、我慢を覚える時期。


<言葉・発語>
自分の名前や年を言うことが出来ます。
生活に必要な言葉をきちんと理解し、したいことや要求を言葉で表すことが出来るようになる。 また、同年齢のお友だちの話を聞いたり、質問をするなどの大人だけではなく子ども同士の会話や言葉遣いなど言葉による想像力も養われていきます。
絵本やテレビなどの内容も理解し、必要以上に求めるときもあります。

★テレビやDVD、携帯電話との付き合い方
時代の流れと共に低年齢化していきますが、低年齢でも・・低年齢だからこそ上手に使いたいですね。 絶対だめ!!ではありません。 上手に使うのは親です。
そして、親の都合で善し悪しを決めるのではなく、きちんとした「家ルール」を作りましょう。

<あそび>
友達を意識し始める頃・・ですが、一緒に遊んでいるようでまだまだ平行遊びとなっています。 保護者の目はきちんと行き届かせましょう。

現実的生活に対する認識が芽生え、「ごっこあそび」で、社会性を学んでいきます。 
散歩や自然に触れることで、情緒の発達を促していきます。

ボール遊びや遊具など体を使うことで、運動能力の発達。
季節に応じた遊び(水あそび・落ち葉拾い・・・)で知的情緒の発達。


<発達の目安>

*知的・・人の名前が分かるようになる。 自分のことを「僕・わたし」など呼ぶことが出来る。
*手先・・ハサミで円をきること。 丸と線をかき分ける。 色使いも単色より多色。
*運動・・三輪車などペダルをこぐことが出来る。 段差のあるところからのジャンプ。
鉄棒のフラ下がりも出来る。
*生活・・洋服の脱ぎ着。 排泄の予告。 貸し借り、順番、交代が出来る。
約束やお話での説得・納得が出来るようになる。



<教室から>

言葉のやりとりも自由自在になり、大人の口まねや仕草をよく観察しています。 何気ない大人の会話も聞いて感じている時期。 
自分でやりたい気持ちも強いので、まずはやらせてみる・・を意識していきましょう。
やりたいこととやれることの違い、順番を待つことなどの自己コントロールを覚える時期です。
我慢は時に、泣くことや不安になることもありますが、しっかりとお話をしていくことでお子様とのコミュニケーションも取ることが出来ます。
3歳児は、インプットの時期からアウトプットへの意識をしていきます。
「今日は朝何食べた?」など、ついさっきのことを記憶してお話しすることが出来るようになります。 意図的に、質問をたくさん浴びせてたくさんの言葉をアウトプット。

工作などの簡単な指示を聞いて覚えることも出来るので、自分で作った作品を自慢する笑顔も可愛い頃😃

幼稚園入園のご相談や、そろそろ保護者の方はたくさんの悩みと共に一緒に考えていきましょう。






 

4歳児に必要なこと

<大切なこと・意識したいこと>
集団生活
ルーティン 
ごっこ遊び
ひらかな
すうじ         

<発達段階の特徴>
ボールを蹴る・投げる・登るなど自分で出来ることが増える
自分の気持ちを考え、問題解決が出来るようになる
喜怒哀楽の感情表現が豊かになり、言い訳や屁理屈も言えるようになる。
話し言葉の表現力と文章を使って、物事を説明することが出来る。
自我や自立心の拡大。集団行動での自分の立ち位置なども理解。
順番を待つことも出来る。


<言葉・記憶>
物を数えること、簡単な物語(イメージ)が言えるようになる。
自分の経験したことや思っていることを話をすることや、言葉で伝えることが出来るようになる。
様々な言葉に興味をもち、大人や友達の話を聞くこと、反応し、受け答えをすることが出来るようになり「会話」が楽しめるようになる。
自分の中に記憶することや接続詞を使った言葉で話すことも上手に出来るようになります。



<遊び>
現実的生活に対する認識が芽生え、友達や幼稚園・保育園の先生、家族など、自分を中心とした人との関わりで社会性や情緒性を育んでいきます。
「ごっこあそび」などのイメージがどんどん膨らんでいく時期。



<発達の目安>
*知的・・指示されたお手伝いや行動ができる。 過去・未来の認知。「きのう・あした」
*手先・・ボダンかけ・紐結び・はさみ・粘土工作
*運動・・ケンケン・バランス遊び(ブランコやシーソー)・前転・ウサギ跳び


<教室から>
友達を意識して、楽しく遊ぶ反面、思い通りにならないことで自己表現が気持ちに追いつかないときがあります。 色々な経験をし、喜怒哀楽の表現の仕方も学びたい時期です。
全てが繋がる成長過程。
大人との会話を楽しみながら、大人の世界と、子どもの世界を理解していきます。
「甘え」「躾」この狭間に悩まれる保護者の方も多いはず。
決して、例外はない・・ではなく、例外も時に子どもの心のゆとりにもなることを感じながら、良い親子関係を築き始めましょう。

子どもの臨界期・・はそれぞれで、興味を持つ時期もそれぞれ。
4歳児になると大人のまねをして「ひらがな」に興味を持ちドンドン書ける子と興味ない子と様々になります。 無理に興味を持たせるのではなく、どのような形が一番興味を引くのかの方法が大切。

他のお子様の様子がとても気にな瑠保護者の方も多くなりますが、
一人一人をじっくりと見ながら、一緒に「方法」を探っていきましょう!!

 

5歳児に必要なこと

<大切なこと・意識したいこと>
イメージ力
約束
協調性
聞き取り


<発達段階の特徴>
背や体格もしっかりしてくる。
体のコントロールも上手にでき、得手不得手なども意識してくるようになる。
現実と絵本の世界の物語の違いを理解し、感情表現が豊かになる。
イメージや空想の世界観を持つようになる。
自己の確立と共に、他者の気持ちを理解することが出来る。
待つことや共有もできる。


<言語>
自分で考えたことや、経験したことをつたえることが上手になります。 また、人の話を聞いたり身近な文字や絵本に興味を持ち、触れることで言葉への親しみや大人や友達との心を通わせる手段としていきます。
毎日の親子間の会話が一番のコミュニケーションや言葉への発達を促す材料となります。
「今日、なにやった?」の記憶を辿るだけではなく、そこから生まれるたくさんの会話やイメージを楽しんでいきましょう。


<あそび>
集団生活の中での、友達との「子どもの世界」の中、社会性や知的感の発達がみられます。
ゲームや携帯電話など、大人ツールも時に子どもの世界にも必要な時はありますが、それだけではない、用具や遊具を利用しなくても各自の工夫で遊びが作り出せる時期でもあります。
自然の中にこそ、自分たちで作れる遊びがある事を一緒に体験させながら考えさせ、学びたい時期です。


<発達の目安>
*知的・・語彙は2000語以上になり、話し言葉も自由自在。 ごっこ遊びからのイメージを自分で組み立て遊ぶことが出来るようになる。
*手先・・雑巾やタオルをしぼる。 片手でボールを投げること。箸を上手に使える。折り紙で物を作ることが出来る。
*運動・・スキップ、ケンケンなどが出来る。 ボールを蹴ること、つま先立ち、自転車なども乗ることが上手になる。
*生活・・ひとり寝が出来るようになる。 指示を聞き取ることや団体行動、簡単なゲームのルールを理解し、遊ぶことも出来る。



<教室から>
興味のあること、自信のあること、そして出来ることが自分の中で分かってきたり、照れや恥ずかしさなど、個人の気質や性格が表面化してくる時期。
一人一人の個性と向き合い、時に教室内で「意地」の張り合いもでてくるそんな5歳児。
それぞれの理由をきちんと聞くことや、自分で気持ちの落ちつかせ方も覚えていきます。

セルフコントロール。

相手の気持ちを考えることが出来るようになるので、時にレッスンよりも大切なことでお話をしていくときもあります。
ただ、”学習”の早期教育のお手伝いではありません。
もちろん、年中児ができることを色々なアプローチの仕方を変えて、そして時に自分でイメージをさせながら「ひらがな」「かたかな」そして「すうじ」を急がず丁寧に!

子どもが好きな、「簡単工作」を通じて指示の聞き取りの発達上達や手先の巧緻性・集中力と言った「遊び」からの学びを大切に!



 

6歳児に必要なこと

<大切なこと・意識したいこと>
先を読み取る力
表現力
興味・関心・こだわりを大切に。


<発達段階の特徴>
体のコントロールが上手に出来、バランス感覚も発達。
自分の気持ちを相手に伝えること、相手の気持ちを理解することが出来るようになる。
話を記憶することや、順序立て、自分なりのやり方を工夫することが出来る。
相手からの評価や、自分が他者と違う事への拘りを強く持つ一方で経験や考え、気持ちの表現力がつく。


<言語>
自分で経験したこと、考えたことを言葉で表現する。
様々な機会や場所で活発に話をすることや、大人や友達の話に耳を傾けて聞く事が出来る。
文字への関心ができ、自分一人でも絵本を読むことも出来ます。

「絵本」の世界は綴られた文字を追いながら読むことと、耳から聞いて自分の頭の中で想像し作り上げることが出来る世界観があります。
文字が一人で読めるようになっても、絵本の読み聞かせは大切な親子のコミュニケーションツールの1つ。 

言葉は、視覚・聴覚・・両方からの習得で表現力をつけましょう。


<遊び>
感性とは、芸術の領域に限られるものではなく、子どもが成長する上で必要とされる豊かな心やイメージ力、創造性、共感など ”非認知能力” を育てる基礎となる物です。

1つの遊びにたくさんの考える力が相互し、為し得るもの。
また、社会性や情緒性を定着させることや協調性も育むのは「遊び」です。
たくさん、遊ばせましょう・・・



<発達の目安>
*知的・・読み書き、数に興味を持ち自由に学ぶことが楽しい時期。 語彙力は3000語以上
今何の時なのか、の空気を読むことが出来る。
*手先・・図形のパズルや構成、平面から立体的な工作も可能となる。
*運動・・様々なスポーツにチャレンジすることや、自転車なども補助輪なしで乗ることが出来る。
*生活・・こらえ泣きや、悔し泣き、うそ泣きも出来るようになる。 自分の感情をそのままぶつけて反省することや、今何をしなければならないかの判断力もつく。


<教室から>
思考力や集中力をアップするパズルや図形教材を通して、個人のスキルアップを中心としていきます。 文字や数字は、学習期間に入る小学生までに早期教育ではなく、興味ある物は伸ばす・・の考え方で個人の様子を見ながら声かけをしていきます。

この時期に大切な、「諦めない気持ち」の育み。
意図的に、声かけも変えながらお子様一人一人の”できる”を増やします。

早いお子様で、小学生前の反抗や面倒くさがりも出てくる時期。
保護者とのやりとりをしながら、「まなび」を楽しいイメージに持っていくこと。

また、一人でドンドン勧められるような声かけもしていきます。
自分で考え判断し行動すること。
大切な成長過程としながら、

幼児期に得た育みを小学校の学習期間へと移行していきます。

小学校受験に必要なこと

<大切なこと・意識したいこと>
この年齢で出来るであろう力の確認
自主性
問題解決
表現力
イメージ力


<目的・意識>
年長児(6歳)の秋にそれぞれの志望校への考査が始まります。
神奈川エリア・・10月下旬
東京エリア・・・11月1日~

どんな目的で、小学校受験を考えましたか?
有名校に入ることが目的? エスカレートで楽だから?

小学校受験は単なる通過点しかありません。
6歳児がどのような一人の人として育っていくのか、親が敷くレールではないこと。
1つの環境を整えるのも親の仕事・・とするならば、
どんな環境を望みますか?

お子様をどんなイメージで
”ひとり”の子育てをしていく上で考えていくのか、
親としての意識を新たにする良い機会としていきましょう。


<やらなければならない最低ライン>
ペーパー校であっても、個別考査の学校であっても必要なのは基礎知識と表現力。
年齢にあった知識と語彙力と生活力。
自由にありのままでいい・・訳ではなく、きちんとした意識元成長すること。

決して、受験は「親のエゴ」ではない。


私立や国立の学校側の求めているのは、
より高い知識や知力、そして計算力でもありません。

年齢にあった成長をし、年齢にあった判断が出来、 年齢にあって行動が出来ること。




<基礎知識>
5つの領域と表現力。

①数・・10までの数の操作や20までの数の理解。時に ”足し算” ”引き算” ”かけ算” ”わり算”をその数式に当てはめることなく考える力を要します。
自転車のタイヤの数は、いくつ?
いちごが10コあったけど3コ食べたらなんこになった?

②言葉・・6歳児が習得している語彙力は3000語以上。 
その中で、言葉遊び・・「しりとり」や「頭の音は?」そんな遊びを通して出来ること。

③図形・・後天的能力とされる図形感覚や思考力。
生まれてからの家庭の在り方を問われる1つの材料。
一緒に遊ぶパズルを子どもの感覚で待つことが出来ましたか?
声かけも1つの思考力の育成。 どのように育んできたか・・

④常識・・季節や社会的ルール。 一つ一つを一緒に過ごしてきた証。
決して教え子とでもなく、当たり前に知識として蓄えられる事柄。

⑤未測量・・長短、多少、太細・・
反対言葉として比較や対称は必ず必要な生活力の一部。
考えさせることも必要。

⑥表現力・・絵や工作で好きい表現するも良し!
言葉での発表や自分の考えをどのように伝えるか、表現するか。
年齢にあった表現の仕方を考えて。


<受験の準備>
幼稚園児と保育園児の1日の過ごし方は、違う。
今、保育園児だから私立小学校の門は叩けない時代ではなくなった。
働くママさんにも優しい「アフタースクール」も充実した学校も増えている。

だた、
時間は全ての子どもに同じだけの1日24時間。

幼児教室はその為にある。
それぞれの家庭の在り方で、受験の準備も違う。
そして、親子間での「学び」の仕方も違う。

1年の準備期間は、基本的にお勧めしない。

新年中児(年少11月~)からの2年がかりの準備期間で子どもは育つ。
詰め込みの受験を求めないのなら、ゆとりのある期間設定を。


<教室から>
子どもがどの学校にあうのか・・ではなく、親がどのように育てていきたいか。
どのように育って欲しいと願うのか。

かけがえのないお子様の今、出来る出来ないではありません!

2年間の親子の在り方を一緒に成長をみながら取組んでいける教室だと思ってください。


小学校受験はゴールではありません。
学習期間のスタートラインを決めるだけの、1つの通過点にしかありません。
そして、
6歳児の目に見えての成長がそのままのお子様の成長とイコールではないこと。
内に秘めた力はその時に発揮できなくても、必ず引き出しの多さや力の蓄えは必ずあることを保護者の方自身が認めて欲しい。

保護者の方の財力や生活力と比例して、子どもの学力とうたわれてしまっている日本。
実際に、
そう考えざる得ない部分も確かにあります。

でも、その中で、
お金ではなく、育まれる言葉掛けや年齢にあったできないことを出来るようにアプローチしていくことが
全て受験だけにとどまらず、大きな土台作りとなり
初めて、小学校で始まる学習期間で活かされていくのです。

幼児期に大きな広い土台を作らなければ、そこに立つ学習期間で養う建物は狭く、小さな物となるでしょう・・

小学校受験を頭によぎったその時から
お子様にとって何が一番なのかを考える良い機会となります様に。

一緒に考えていきます😃
    

小学校に必要なこと

<大切なこと・意識したいこと>
自分で解決する力
どこまで自分で?どこまでたよっていい?
問題に立ち向かう心を育てる
自尊心


<発達段階の特徴>
「学習時期」として、小学校入学と共に大きく世界が広がります。
体全体で全てを吸収し、人としての基礎をがくしゅうし、生きる力を育んでいきます。

精神的な発達も大きく変化し、親からの管理や保護を離れ依存から自立へと変化をする時期
ただ、家庭の中での自分の立ち位置や信頼関係を築くことで他人との信頼関係や新しい事への挑戦などが可能となっていきます。


知的活動が著しく、言葉を介して多くの知識を吸収していきます。
その中の学校生活が軸となり、社会生活の基礎や善悪の基準、物の見方、幼児期に得た経験や体験が個々の行動に表れ多様化し個人差もでやすくなります。

また、学習での自分の能力や性格、周りからの評価が気になりはじめ、自己概念形成の基礎が培われていきます。

全てにおいて、男女差が現れていきます。


<発達課題>
*学校生活への適応
*学習への意義や義務、理解と共に学習習慣の定着
*大人(先生)や友達との人間関係で社会性を養う
*運動能力や身体能力の獲得



<低学年の環境作り>
社会生活の始まり。
こどもの緊張感や変化に心を配り、学校生活に慣れていくことや知りたい・学びたい学習意欲を育みましょう。
学習を辛い・・と感じさせるのではなく。楽しさや意義を促し、生活習慣を整えます。



<教室から>
生意気な物の言い方をしてくるのが特徴ですが、それも成長。
自分で考えて判断することが出来ている証拠。

教室のレッスンでは、可能な限り自分で行える形と致します。
やらなければならないことは、「これ!」
その中で何をやるか・・

基礎学習の3年生まで、
1年生はまだまだ、手取り足取り。
2年生は少し自分で判断、行動できるかな・・
3年生はやってみよう・・失敗してもいいから。

のスタンスです。

間違えることを恐れず、失敗したらどうリカバリーするのか。
それが大切!

思考力の育成も強化。
図形感覚は高学年での算数、そして数学に繋がる基礎知識。
具体物で学べるのも、この時期こそ。
丁寧・・かつしっかりと学んでいきたい力です。

学習期間になると、「点数」や「理解度」が気になるころ。
保護者との連絡で学校生活の様子や友達関係、そして学習の進度も話をしながら
そして、親子間ではない第三者の大人として子とも達へのアドバイスも大人さながら学校の愚痴や、たまに親子間の喧嘩なども(笑)聞いていきます😃

身近な先生は、
保護者のためであり、そして 子ども達のために 存在します。

 

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